DebianインストーラとDebianでDHCPクライアントの挙動が違う
あらすじ(?)
前エントリで
WindowsとLinuxが混在したネットワークでRTX810のDHCPサーバ機能を使う際の注意点
という記事を書いたけど、あれからDebianインストーラを起動する事があり、その際にDHCPでIP取得できなくてあれー?となったけど、もしかしてと思って「dhcp scope bind 1 192.168.xx.xx xx:xx:xx:xx:xx:xx」を「dhcp scope bind 1 192.168.xx.xx ethernet xx:xx:xx:xx:xx:xx」に変えたらいけた。
のでDebianインストーラのDHCPクライアントはRFC2131準拠という結論になった。
そもそもなんでDebianのデフォルトのDHCPクライアントはRFC2131非準拠なんだろう?
まぁ探せばRFC2131準拠のDHCPクライアントもあるんだろうけど…
追記:対処法2(2014/05/31 0:37)
DebianのDHCPクライアント(dhclient)はデフォルトでRFC2131非準拠だが、dhclient.conf*1に以下の様に書けばRFC2131準拠になるようだ。
send dhcp-client-identifier = hardware;
これでWindowsであってもDebianインストーラ―でもインストール後のDebianであっても関係なく「dhcp scope bind 1 192.168.xx.xx ethernet xx:xx:xx:xx:xx:xx」の書き方に統一できる。
というのを以下の記事で知った(ブクマしたのは2014/04/18で、書くの忘れてた)。
なぜそうなるかについての詳しい解説や、RFC4361*2に則った動作にする方法等もあって素晴らしい。