netupvim で Windows でも最新の Vim を追いかけよう
これは Vim Advent Calendar 2017 その2 の21日目の記事です。
内容は上記リポジトリの README.md のパクリです。 netupvim 便利だよ!って事が言いたかった。
序文
Windows で Vim を使っているとふと最新の Vim を欲しい時があります。 そんな時 netupvim があればダブルクリックで最新の Vim を取得できます。
最新の Vim をサクッと持ってくる
リリースから以下のファイルを含むフォルダを解凍し、そのまま UPDATE.bat を実行するだけです。
- netupvim.exe
- UPDATE.bat
- RESTORE.bat
…が、ちょっと待ってください。 今回は最新版の Vim が欲しいのでしたが、普通に実行すると少し古めの Kaoriya の安定版がダウンロードされてきてしまいます。
netupvim は
- Kaoriya 安定版
- Kaoriya 開発版
- Kaoriya 人柱版
- 本家版 (vim/vim-win32-installer)
のいずれかに対応しています。 このうち 2~4 を使いたい場合は netupvim.ini を作り、それぞれ以下のように記述します(README からの引用です)。
# 開発版 source = "develop"
# 人柱版 source = "canary"
# vim/vim-win32-installer 版 source = "vim.org"
2つ注意点としては
- これらの版はあくまでも開発・実験用であり、予告なく不安定な動作の Vim が配信され る可能性があることに留意してください。
- また、一度 netupvim を実行した後で
source
プロパティを変更した場合の動作は未 定義です。直近でサポートする予定はありません。
なので先ほど実行してしまいましたが、実行後に変更はしないようにしましょう。
例えば
- Kaoriya 安定版
- Kaoriya 開発版
- Kaoriya 人柱版
- 本家版 (vim/vim-win32-installer)
みたいな感じでそれぞれのフォルダを分けて置いとくと良さそうです。
すでにダウンロードした Kaoriya Vim や本家 Vim を最新化したい
安心してください。 netupvim はダウンロードだけでなくアップデートにも対応しています。 というか記事の都合上ダウンロードを先に紹介してしまいましたが、名前からも分かる通り本来アップデートのためのツールです。
先ほど解凍した以下のファイルを vim.exe と同じフォルダにぶち込みます。
- netupvim.exe
- UPDATE.bat
- RESTORE.bat
Kaoriya 安定版ならそのまま実行するだけですが、その他のバージョンの場合先ほど書いた netupvim.ini を作るのを忘れずに。 作ったら UPDATE.bat で一発更新。簡単ですね。
netupvim の更新
先ほどの GIF で気づいた方もいるでしょうが、勝手に更新されます。やっぱり本当にダブルクリックだけで全てが最新化されます。便利。