コピペに関する懺悔と感謝
最近細かいネタが無いので日記ブログから引っ張り出して無理矢理エントリにしてみる。
- 共通ライブラリを作ると「ライブラリ側で想定していなかったので…」という事態が起こり得るが、頻繁に仕様変更が起きる現場だと、強い心がないと共通ライブラリは作りたくないという気持ちになってしまう(追従するコストが大きい)。
- まず言い出す事に対する心理的障壁も当然ある、が…
- 新しいコードが沢山生まれる一方、古いコードも沢山生まれてしまうのでそれをメンテナンスしないといけない
- このコードもう使ってない画面のコードなんですけど…
- しかし残したまま誰かがそれをコピペして新しいコード書き出してしまったらアウトなのでしぶしぶ修正
- コピペなら持ってくれば動く。コピペ最高。結婚したい。
- かくして世界はコピペだらけになった
- 似たような画面から似たような HTML, CSS, JS を持ってくるだけの簡単なお仕事です
- バグがあった場合の横展開で死ぬ…かと思いきやそんなになかった(個人の感想です)
- あってもプロジェクト内ソース全検索で何とかなる(した気になる)
- 深刻なバグの場合は検索結果のリストと対応を書いた温かみのある Excel ファイルを作ると謝罪の気持ちが感じられて良い
- フィクションです
- 共通化はむしろ CSS の方がつらい
ろんぐらいだぁす!読んだ
最近ロードバイクを譲り受けて、自転車沼にズブズブと浸かり始めている。
「パーツが余ったから自転車一台組んじゃった」っていう完全に自作PCのノリで自転車作る人が職場にいるんだけど、その人に余ってるマウンテンバイクを一台頂いてしまった。
— tyru (@_tyru_) 2016年11月5日
で、丁度いいので、ろんぐらいだぁす!という今現在アニメ化されている原作漫画を Amazon で探してみたら Kindle の読み放題のサービス(もうすでに名前を忘れた)で最新刊以外読み放題の対象になっていた。
- 作者: 三宅大志,LONGRIDERS
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2013/11/22
- メディア: Kindle版
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解約のタイミングをずっと逃し続けているのだけど、最近もククルカンという漫画が読み放題の対象だったり、何かと助かっているので今の所はそれなりに満足している。*1
- 作者: 高田慎一郎
- 出版社/メーカー: Benjanet
- 発売日: 2014/04/11
- メディア: Kindle版
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そんな感じで一気に読んだのだけど、結構良かった。 というのも自分にとってはちょうどピンポイントで興味がある事だったからだけど。 なにせズブの素人なので手っ取り早く知識を得たい。 その点ろんぐらいだぁす!は自転車乗りにとってのあるあるネタ(とグルメ?)がメインな感じなので助かった。 まぁあるあるネタが実際に使えるかは別として、自分は早く「自転車乗り」の仲間入りしたかったので、ニーズに絶妙にマッチした。
ノリはまぁ Comic REX に乗ってる正統派(?)萌え系な感じだよねという感じで自分にとっては慣れたものだった(高校生の頃部室に Comic REX がたんまりあったので暇潰しに読んでいた)。 けど慣れてない人は抵抗を感じる人もいるかもな…な感じだった。
ちなみにアニメの方はなんか大変そうな感じになっているらしい。
内容をちょっと紹介すると、前述したように自転車乗りのあるあるネタが基本多くて、初心者がステップアップする段階的な雰囲気を掴めるので良かった。 最初はこんな失敗をしがちみたいなネタが沢山あって、多分これからいくつか踏み抜いていきそうな気がした…
あとツーリングスポットが沢山紹介されているのも良い。余裕ができたら行ってみるのもいいかも。ナイトライドはちょっとやってみたい。
それと、行った先の美味しい物も大体紹介されているんだけど *2、そもそも自分は外食をほぼしない(というかファストフードや牛丼屋以外の店に一人で店に入るのに抵抗がある)根っからの引きこもり気質なので、現時点では「良いですね」位の感想しかなかった…まぁ、現時点では。
「ひなた先生が教える デバッグが256倍速くなるテクニック」を読み返した
ひなた先生が教えるデバッグが256倍速くなるテクニック (Software Design Books)
- 作者: やねうらお
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/11/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 20人 クリック: 287回
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大学生当時に読んだ時もとても影響を受けた本だったけど、改めて読み返してみたらデバッグに限らず様々な話に展開されていて、やっぱりこの人は本当に凄い人だと思った(小並)。 まぁでも確かに Amazon のレビューの通り、この本でデバッグの仕方を学ぶのは難しいかもしれない… デバッグ中の思考の流れとかブレークポイントの取り方とかは参考になった。と思う。
C の for 文のイディオム(for (i = 0; i < N; i++))を深く認識できたのもこの本のおかげだし、 疎行列の存在を知ったのもこの本だった。 ド・モルガン則ってこんな便利なものだったのか、って認識できたのもこの本のおかげ。
将来の Visual Studio の機能についてもかなり面白い。 non-null 制約の(言語)機能なんかは一足早く実現してしまった感がある。
例外処理も自分にとって興味のある話題。 というか、この本を読んで興味の方向性を決められたのかもしれないと思うほど、自分の趣味嗜好とマッチしていた。
関数の API デザインについての記述があったのは思い出せたけど、 メソッドチェイン、閉方性についての記述があったのは読み返して初めて知った。
まぁ、そんな感じで自分にとってはとても印象深い本。