uim-tomoe-gtkをソースコードからLinuxMint 14にインストールした
手書き認識的なアレができる。
どんなものかは公式ページとか他にインストールしている方がいるのでそちらを。
環境
LinuxMint 14 Cinnamon
uimとuim-skkのインストール
sudo apt-get install uim uim-skk
してログアウト&再ログイン。
すると何もしなくてもuim-systrayがGNOMEのツールバー上にあるはず。ツールバー上ではなく、小ウインドウ的に表示させたければ次のコマンドを実行して「uim-toolbar」を選ぶ。
$ sudo update-alternatives --config xinput-ja_JP alternative xinput-ja_JP (/etc/X11/xinit/xinput.d/ja_JP を提供) には 4 個の選択肢があります。 選択肢 パス 優先度 状態 ------------------------------------------------------------ * 0 /etc/X11/xinit/xinput.d/uim-systray 40 自動モード 1 /etc/X11/xinit/xinput.d/uim 30 手動モード 2 /etc/X11/xinit/xinput.d/uim-systray 40 手動モード 3 /etc/X11/xinit/xinput.d/uim-toolbar 30 手動モード 4 /etc/X11/xinit/xinput.d/uim-toolbar-qt 30 手動モード 現在の選択 [*] を保持するには Enter、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください:
tomoe-gtkとuim-tomoe-gtkのための事前準備
uim-tomoe-gtkからインストールし始めたけど、後々tomoe-gtkが必要だと分かったのでどのパッケージがtomoe-gtkとuim-tomoe-gtkどっちのパッケージに必要かは分からなくなった。
$ sudo apt-get install libtool intltool gtk-doc-tools libuim-dev libtomoe-dev
tomoe-gtkをインストール
uim-tomoe-gtkに必要。これがないと./configure時にエラる。
Subversionでダウンロードする場合
$ svn checkout svn://svn.code.sf.net/p/tomoe/code/tomoe-gtk/ tomoe-gtk
Git(git-svn)でダウンロードする場合
$ git svn clone -s svn://svn.code.sf.net/p/tomoe/code/tomoe-gtk/ tomoe-gtk
ダウンロードしてきた後、./autogen.shを実行してconfigureを生成。
gucharmapは自分の環境だとgtk-3-devに依存しているlibgucharmap-2-90-devしかインストールできず、Gtk3に依存しているためuim-tomoe-gtkの起動時に「(uim-tomoe-gtk:3091): Gtk-ERROR **: GTK+ 2.x symbols detected. Using GTK+ 2.x and GTK+ 3 in the same process is not supported」とか言われる。なのでインストールはしない。*1
Pythonバインディングもインストールしようとするとエラるしいらなそうな気がしたので除外。
$ ./autogen.sh $ ./configure --without-python --without-gucharmap && make
自分の場合はパッケージとしてインストールしたいので、checkinstallというツールでインストールする。(--fstrans=noは付けないと失敗する時があるのでおまじない的なもの...)
$ sudo checkinstall --fstrans=no make install
uim-tomoe-gtkをインストール
Subversionでダウンロードする場合
$ svn checkout svn://svn.code.sf.net/p/tomoe/code/uim-tomoe-gtk/ uim-tomoe-gtk
Git(git-svn)でダウンロードする場合
$ git svn clone -s svn://svn.code.sf.net/p/tomoe/code/uim-tomoe-gtk/ uim-tomoe-gtk
ダウンロードしてきた後、./autogen.shを実行してconfigureを生成。
$ ./autogen.sh $ ./configure && make
自分の場合はパッケージとしてインストールしたいので、(ry
$ sudo checkinstall --fstrans=no make install