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SHIROBAKO 好きな人は Artiste 読んでほしい

Artiste が本当に好きで1巻が出た頃から何度も読んでる。 といっても文才がないしレビューなんてほぼ書いた事もないので訳分かんない文章になって削除したりを繰り返したりしてる。

そもそも前にも書いたけど、あんまり自分は作品の事前情報は書きたくない。 ただスッと差し出して「これ…読んで…」って言いたい。けど世の中そうもいかない。

そういえば全然関係ない話だけど、ゴッドタンというお笑いの番組で、売れてない芸人が「〇〇芸人」みたいなキャラじゃなく単純にネタが面白いかどうかで見てほしい、みたいな話があって、 それに劇団ひとりとかおぎやはぎとかインパルスの板倉とかが、いやそれ誰でも思う事だけどそうやってキャラで売り込んでった後で自分こういうのもできますよ、みたいに広げてかないとダメ、 呼ぶ方はあなたが何者か分かってないんだから、みたいに言う回があって、これってエンジニアの場合も似たものがあると思った。 単純に技術力で見てほしいとか思っても、重宝されるのは技術力以外のサブスキルもまんべんなく持ち合わせてる人だったり、 それか本当に得意でなくても「〇〇が得意」って周りに一回思わせられれば勝ちみたいな所がある。 そういう強みを確立してった後で自分実はこういうの趣味でやってて…って繋げられればいいんだろうなーと。


で、これは一応 Artiste のレビュー記事なんだけど、本作品ではタイトルにもある「芸術家 (Artiste)」が沢山出てくる。 舞台はパリで主人公はシェフ (元皿洗い)。華やかそうな舞台設定とは裏腹に戦場のような厨房が彼の職場。 SHIROBAKO をタイトルに絡めたのは仕事がテーマの一つだからです (女の子はあまり出てきません)。 テーマとか一読者が言いたくないのもレビューを書きたくない理由の一つだったりするんだけど…

つい最近まで自分は、仕事というものは「役に立たないといけない」と思っていた。 「役に立つ」というのは単純に多くの量の仕事をこなしたりだとか、先回りして仕事を片付けるとかそういった意味だとしか考えてなかった。 社会に貢献するというのはそういう事なんだろうと。 本作品で言ったら一番近いキャラはリュカ。 リュカみたいに要求に100%応える仕事ぶりがある意味理想だし、今でも憧れて目指してもいる。

もちろんそれも一つの貢献の仕方で、そのような人も仕事も絶対に必要。 だけどそれ以外にも必要とされる事って沢山ある。本当に、本当に沢山ある。 その事に気付かせてくれるのがこれ。続きは本編を読んでほしい (そもそも何も書いてないが)。


まぁこんな感じで書いてしまったけど、この記事は自分のブログだからいいけど、 Amazon のレビューで一回感極まりすぎて自分の小学校の頃の話とか絡めて書いてしまって、一瞬で死にたくなって削除したのがさっきの出来事。 知らねぇよ、クソめんどくせぇこいつ… とか思いつつ、まぁでもそれほど伝えたくなるものがあったんですよ。ぜひ読んでほしい。